小学校3年生の時に、大腸の炎症性疾患(大腸から水分などを吸収できなくなる病気)になり、夏休みの間ずっと入院治療を受けました。その時に健康であることが当たり前ではなく、健康であることの大切さを実感しました。
成長期に病気をしてしまったため成長が一時止まってしまい、体力も低下し、同級生に負い目を深く感じたことから、身体に対する負担が心に対する負担につながっていることを実際に知りました。
検査や治療はとても大変で、心身に大きな負の影響を及ぼすことを体感し健康であることが一番と感じました。
家族にも大きな心配をかけ、お見舞いなど実際に沢山の負担もかけてしまいました。
入院中の医師や看護師さんが、温かく優しく対応してくれて、とても信頼のおける大切な仕事だと感じ、自分も医師を志すようになりました。
地元名古屋の大学を卒業し、消化器外科医として、基幹病院・大学病院などで勤務をしながら、究極の生活習慣病である「がん」に対する治療を実践してきました。
3000人以上の患者さんの手術に携わりながら治療を続けて行くうちに、
・ 病気になってしまってから対応(治療)することは大変であること
・ 根治することが困難であること
・ 原因(病気の背景)に対して
アプローチすることが大切であること
・ 心と体が密接に関係しており、
心に配慮することはとても大切であること
・ 自己免疫力を高め、自然治癒力を最大限に引き出すことが、
治療の基本であること
などを実感し、病気になる前(未病時)に対応することを実践するために活動しています。 |
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佐野 正行(さの まさゆき)
医師・産業医
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー 代表
ナチュラルクリニック代々木 医師
NPO法人 予防医学・代替医療振興協会 学術理事
日本産業医協会 会長
▼履歴
名古屋大学医学部卒業
豊橋市民病院
名古屋大学医学部付属病院
国立がん研究センター中央病院
国立がん研究センター
武蔵野陽和会病院
三鷹中央病院
など |
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個人医活動に対する想い
がん・心疾患・脳血管疾患・慢性疾患(高血圧症・糖尿病・高脂血症など)・認知症・運動不足・肥満などのため、
死ぬまで健康で生活する(ぽっくり死ぬ)ことが出来なくなってきています。 「死ぬまで自分自身のことは自分で行い、安心して人生を楽しむ!!」ことができるように、一緒に楽しみながら、心身のメンテナンスをしていきたいと思っています。
そのために、健康な時から、その人の仕事・生活・年齢・ライフプラン・家族などを考慮した、食生活・睡眠・運動などの適切なアドバイスを、医師自身が責任をもって行います。 健康な時には、一個人として、お互いに楽しく交流し( = 相手のことをできるだけ深く知り)… 体調が悪くなったり、病気になったりしたときには、個人専門の担当医師として、その人に一番適したアドバイスを行う…